選挙に行こう

 

やっと衆議院も解散し、選挙が目前です。東京では都知事選とも重なりました。

このところずっと、マスコミの話題は政局ばかり。肝腎の政策が霞んでいたので、すぐに解散・選挙してきっちり整理して欲しい、とは考えていました。しかし、暮れの忙しい中、国の方向を決める最も重要な衆議院選挙を、かくもバタバタとやってしまってよいものか。

おまけに、あわてて離合集散・野合談合した候補者たちにより多党乱立状態です。私たち有権者はますます何が何やらよく分かんない。

これでは平素から「選挙なんてカンケエねぇー」と思っている若者たちは、忘年会やらデートやらに忙しくて、ますます投票場から足が遠のいてしまいそうです。

総理府の調査によると、20〜24歳の有権者の投票率は約30%とのこと。三人にひとりも行きません。ところが70〜74歳になると72%。高齢者

たちは若者たちのかるく倍以上が投票場へ足を運びます。

これじゃ政治家も役人も、高齢者のためにしか働きませんね。

かつて、「若い人は家で寝ていて下さい」という名言?を残した政治家がいました。かの森元総理ですが、大半が浮動票の若年層の支持など期待出来ない自民党は、若者たちなんか眼中にないのは無理もないことです。却って投票に行かれると、票が割れて負ける公算がつよくなり都合が悪いのです。

しかし、いつまでもこんなことでよいのでしょうか。

今やその半分が非正規雇用で、年収は200万円以下。結婚もままならないといわれる日本の若年労働者たち。不景気のしわ寄せを一身に背負わされ、社会を変えることなく、この先どんな未来が開けているのでしょう。

何故若者たちは、選挙に行こうとしないのか。その一因は殆ど無きがごとしの日本の主権者教育にあるのではないでしょうか。

私は普段の授業でも、子どもたちに「世の中変えるには、選挙とデモとテロくらいしかないよ」と云っています。

文塾で新聞記事を使うのも、中学生くらいからもっと社会に興味を持ち、世の中を自分たちの力で良くしていこうと

考える人材を育成したいと願うからです。

おまかせ民主主義の時代は終わったと思います。

二十歳になれば合法的にもらえる選挙権。

もっと大切にして欲しいですね。

 

 

 

 

塾長 の紹介

1957年東京生まれ。1981年早稲田大学第二文学部卒業。 医学雑誌編集記者、技術系出版社を経て、1991年より学習塾「自由学舎」(東京都目黒区)の専任講師。2008年新聞記事を題材に作文をする塾「文塾」を立川市に開設。 小・中・高校・大学受験の指導だけでなく、不登校児の学習支援や野外活動指導員としての実績を持つ。
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